【冬眠する?生息地が様々なタフ蠍】イエロー・スコーピオン


ヨーロッパに広く分布しているサソリで、アルバニア、ギリシア、マケドニア、旧ユーゴスラビア共和国、ユーゴスラビア、トルコ(北部をのぞく)、キプロス、シリア、レバノンから報告されている。

 黄色から黄褐色の体色の本種は、体長約7〜7・5㎝で、生息地は様々である。
比較的乾燥した地域で発見されているが、中には湿度の高い森林でも捕獲されている。
偶発的だが、人家にも侵入することもある。ヨーロッパに広く分布することからも、順応性の高いサソリだと考えられる。様々な生息地では、石の下などに潜んでいる。
 ある研究者によれば、気温の下がる時期には、その姿をまったく見ることができなくなるため、9月ころから翌年の5月ころまで冬眠するとの報告もある。
 毒は医学に利用されている。それほど強い毒ではなく、健康な人体には重篤な影響はない。

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■英名:Yellow Scorpion
■学名:Mesobuthus gibbosus
■生活環境:様々な環境
■分類:サソリ目キョクトウサソリ科
■大きさ:体長約7~7.5cm
■分布:ヨーロッパ
■毒性:あり
■攻撃方法:刺す、挟む
■日本での入手可能性:日本では輸入、飼育、販売、移動禁止
■およその寿命:不明
■食性:昆虫、節足動物、小型脊椎動物
■飼育する場合の餌:ー
■活動する時間帯:夜行性

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