【固い装甲をもった最重量ゴキブリ】ヨロイモグラゴキブリ

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オーストラリアのクイーンズランドの熱帯地域に分布する地中棲のゴキブリである。世界最重量級のゴキブリとして、日本でも知られており、その体重は35gにも達し、体長も8㎝を超える。翅はもっておらず、ユーカリなどの落ち葉を食べ、深さ1mにも達する地中に巣を作り社会生活をしている。
ペットとしても日本をはじめ世界中で人気が高い。飼育環境は、飼育頭数にもよるが、30㎝以上の水槽やプラケースに、ピートモスや砂などの床材を1対1の配合で、深さ10〜30㎝ほどにセットし、温度は季節に応じて18〜30度、湿度60〜80%程度に設定する。
通常は初夏にペアリングするため、その際には温度・湿度とも高めに設定する。交尾した雌は、隔離して、一定の湿度のある場所に避難させておいた方がよい。卵胎生で白い卵(卵鞘)を産む。ひとつの卵からは20匹の子どもが生まれ、およそ12か月ほど、母親の近くで生活する。生後2〜3年で性成熟し、およそ10年の長い寿命がある。

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雄の頭部はよく発達する

■学名:Macropanesthia rhinoceros
■分類:オオゴキブリ科
■分布:オーストラリア (クイーンズランド)
■生活環境:熱帯地域の地表
■大きさ:体長8cm以上
■毒性:なし
■攻撃方法:なし
■日本での入手可能性:比較的入手しやすい
■およその寿命:およそ10年
■食性:植物(落ち葉など)
■飼育する場合の餌:野菜、ドッグフード、カメ用フードなど
■活動する時間帯:夜行性



▼NAVERまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2140921170909970701


▼多摩では実物展示があるよう
http://www.another-tokyo.com/archives/50491962.html


▼通信販売など
SCIENCE FACTORY ltd.
http://sf-japan.ocnk.net/product/259

 

 

マダガスカルオオゴキブリ(マダガスカル・ヒッシング・コックローチ)

求愛や威嚇で声を出すゴキブリ

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種名の通り、マダガスカルに分布している大型のゴキブリである。別名にヒッシング・コックローチの名があるが、これは求愛や威嚇の際にシューシューと音を出すためである。
昆虫の鳴き声といえば、通常、翅をこすり合わせて音を出すが、本種の場合は、気門で空気を激しく出し入れして音を立てる。雄には胸部背面にこぶのような突起があり、雌にはない。
日本でもペットとして有名なゴキブリで、飛行するための翅がなく、日本のゴキブリのように脂ぎった姿でないことを好感して飼育していると思われる。国外でも人気のあるゴキブリで、映画やテレビドラマの気持ち悪いシーンによく登場する。

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映画にもよく登場する

飼育する際には、頭数によって水槽やプラケースの大きさを選び、床材はピートモスなどを使用する。飼育環境内に浅い皿に水をセットし、飲み水兼加湿用にする。
餌はニンジンなどの野菜類と、タンパク質補給のために、ドッグフードやカメ用フードなどを与えるとよい。

■学名:Gromphadorrhina portentosa
■分類:オオゴキブリ科
■分布:マダガスカル
■生活環境:熱帯地域の地表
■大きさ:体長6〜8cm
■毒性:なし
■攻撃方法:なし
■日本での入手可能性:比較的入手しやすい
■およその寿命:およそ5年
■食性:植物(落ち葉など)
■飼育する場合の餌:野菜、ドッグフード、カメ用フードなど
■活動する時間帯:夜行性

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