【単為生殖でどんどん増える!?】ブラジリアン・イエロー・スコーピオン


南アメリカのブラジルに分布する体長6㎝ほどの小型のサソリである。小型ではあるが、南アメリカに生息するサソリの中でも強い毒をもつといわれている。
ブラジルの南東部では市街地でもふつうに見られ、下水道や墓地、人家周辺など、比較的乾燥した場所にも生息している。

 また、単為生殖する種といわれ、ブラジル国内においても北部でも発見されており、人為的移入が関わっているといわれる。刺されると致命的な事態に陥る。
 寿命は野生では3年半から5年程度といわれ、成熟するまでに約2年。その後寿命を迎えるまでに、およそ6か月周期で単為生殖するといわれている。
 外国ではマニアによって飼育も行われているが、日本では特定外来生物法により輸入禁止。
一般的に飼育することも禁止だ。市街地でも単為生殖によって増殖するのであれば、それこそ輸入しない方が無難であろう。どの国でも軽い気持ちで飼育するのは危険である。

■英名:Blazilian yellow scorpion
■学名:Tityus serrulatus
■生活環境:比較的乾燥した地域
■分類:サソリ目キョクトウサソリ科
■大きさ:体長6cm
■分布:南アメリカ(ブラジル)
■毒性:猛毒
■攻撃方法:刺す、挟む
■日本での入手可能性:日本では輸入、飼育、販売、移動禁止
■およその寿命:不明
■食性:昆虫、節足動物
■飼育する場合の餌:ー
■活動する時間帯:夜行性

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