【程よい色合い】フロリダ・アイボリー・ミリピード


アメリカ南東部に分布するヤスデで、サウスカロライナ州からフロリダ州までと広い範囲に生息している。
林や森などの腐葉土化した地表に生息し、夜になると活動を始める。

 色合いではあまり気持ち悪さを感じさせず、価格面でも高いものではないため人気種で、専門店ではよく見かけられる。
また、成長が早く、幼体でもおよそ1年で成体になる。比較的活発で、あまり丸くなることはない。全長は6〜9㎝ほどで、雄よりも雌の方がやや大きくなる。
 色合いについては、生息地の北アメリカ南東部において、本土と島嶼では多少異なるようで、今後の研究によって、分類に変更が出る可能性がある。
 飼育環境は30㎝水槽やプラケースなどで十分だが、床材にはカルシウム剤を添加した腐葉土を用い、10㎝ほどの深さにするとよい。
温度は23〜25度程度を維持するようにし、湿度は高めで、定期的に床材が湿るように霧吹きを行う。

■英名:Florida ivory millipede
■学名:Chicobolus spinigerus
■生活環境:温帯地域
■攻撃方法:なし
■分類:フトマルヤスデ目マルヤスデ科
■大きさ:全長6〜9cm
■分布:北アメリカ南東部(サウスカロライナ州〜フロリダ州)
■毒性:なし
■日本での入手可能性:ヤスデ類でも多い
■およその寿命:不明
■食性:腐葉土
■飼育する場合の餌:腐葉土、野菜
■活動する時間帯:夜行性

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