マダガスカルオオゴキブリ(マダガスカル・ヒッシング・コックローチ)


求愛や威嚇で声を出すゴキブリ

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種名の通り、マダガスカルに分布している大型のゴキブリである。別名にヒッシング・コックローチの名があるが、これは求愛や威嚇の際にシューシューと音を出すためである。
昆虫の鳴き声といえば、通常、翅をこすり合わせて音を出すが、本種の場合は、気門で空気を激しく出し入れして音を立てる。雄には胸部背面にこぶのような突起があり、雌にはない。
日本でもペットとして有名なゴキブリで、飛行するための翅がなく、日本のゴキブリのように脂ぎった姿でないことを好感して飼育していると思われる。国外でも人気のあるゴキブリで、映画やテレビドラマの気持ち悪いシーンによく登場する。

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映画にもよく登場する

飼育する際には、頭数によって水槽やプラケースの大きさを選び、床材はピートモスなどを使用する。飼育環境内に浅い皿に水をセットし、飲み水兼加湿用にする。
餌はニンジンなどの野菜類と、タンパク質補給のために、ドッグフードやカメ用フードなどを与えるとよい。

■学名:Gromphadorrhina portentosa
■分類:オオゴキブリ科
■分布:マダガスカル
■生活環境:熱帯地域の地表
■大きさ:体長6〜8cm
■毒性:なし
■攻撃方法:なし
■日本での入手可能性:比較的入手しやすい
■およその寿命:およそ5年
■食性:植物(落ち葉など)
■飼育する場合の餌:野菜、ドッグフード、カメ用フードなど
■活動する時間帯:夜行性

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