アメリカ合衆国のアリゾナ州、カリフォルニア州、ネバダ州、ユタ州、ニューメキシコ州およびメキシコの、バハ・カリフォルニア州やソノラ州に広く分布している。
温暖で比較的乾燥した地域に生息しており、日中は岩や倒木、樹皮などの下に潜んでいる。
1980年にCentruoides sculpuratusと同種になっていたが、2004年のDNA解析により、それぞれが別種として分類されるようになった。しかし、色彩など変異に富んでいて、今後も分類に変更が出る可能性がある。
体長6㎝ほどの小型のサソリだが、毒針に刺されると痛みを伴う。
健康な成人では、深刻な症状になることはないが、アレルギー体質や小さな子どもでは、かつて呼吸障害や意識障害などが発症した例もあるため、十分な注意が必要となる。
日本では輸入禁止である。
■英名:Arizona Bark Scorpion
■分類:サソリ目キョクトウサソリ科
■大きさ:体長6cm
■学名:Centruroides exilicauda
■生活環境:やや乾燥した地域:アメリカ合衆国(アリゾナ州、カリフォルニア州、ネバダ州、ユタ州、 ニューメキシコ州)、メキシコ(バハ・カリフォルニア州、ソノラ州)
■毒性:あり
■攻撃方法:刺す、挟む
■日本での入手可能性:日本では輸入、飼育、販売、移動禁止
■およその寿命:不明
■食性:昆虫、節足動物
■飼育する場合の餌:コオロギ、ゴキブリ
■活動する時間帯:夜行性
参考:http://www.scorpionworlds.com/arizona-bark-scorpion/