【雄だけがスレンダー…】スレンダー・ブラウン・スコーピオン


アメリカ合衆国のフロリダ州や中央アメリカ、南アメリカなどに広く分布している。また、アフリカのカメルーンやガボンなど多くの地域に人為的に持ち込まれたものが生息している。樹皮の下に隠れるため、フロリダ・バーク・スコーピオンの名でも知られている。

熱帯林の樹皮や石の下に潜んでいて、夜になると活動し、昆虫などを補食する。雌よりも雄の体の方がほっそりしており、種名のスレンダーは雄をイメージしたものである。

世界各地で移入したものが生息している。日本の南西諸島でも十分に帰化してしまいそうだが、現在は特定外来生物法によって輸入禁止だ。かつては日本でもペットとして飼われていた。

セイヨウミツバチほどの毒があり、健康な人体にはそれほど重篤な被害は見られないが、体質によっては要注意である。
スクリーンショット 2017-01-23 15.16.21

■英名:Slenderbrown scorpion
■学名:Centruroides gracilis
■分類:サソリ目キョクトウサソリ科
■分布:アメリカ合衆国(フロリダ州)、中央アメリカ、南アメリカ
■大きさ:体長10~15cm
■毒性:あり
■生活環境:熱帯地域の樹皮の下
■攻撃方法:刺す、挟む
■日本での入手可能性:日本では輸入、飼育、販売、移動禁止
■およその寿命:不明
■食性:昆虫、節足動物、小型脊椎動物
■飼育する場合の餌:ー
■活動する時間帯:夜行性

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です