【寒さ耐性あり?】コモン・ヨーロピアン・スコーピオン


ヨーロッパ南西部からアフリカ北部にかけて分布するキョクトウサソリ科の1種である。
フランスやスペイン、ポルトガルでは一般的な種である。また、アフリカ北部に生息するもの(英名ではサハラ・イエロー・スコーピオンとよばれる)は、ヨーロッパのものよりも毒性が強いといわれ、亜種レベルでの研究が進められているが、今後の分類がどのように変更になるかは、現在も調査中である。

 おもに木々の少ない乾燥した暖かい地域に生息し、日中は石の下などに潜んでいるがスペインの標高1000mを超える、降雪がある森林でも発見されポルトガルでは人家に入り込んだ事例もある。
 体長は6〜8㎝ほどで、黄色から黄褐色の体色である。毒を持っているが、過去に死亡例や人体に重篤な影響を与えたという報告はない。
 日本にも本種の学名で輸入されたことがあったが、地域差があるため、ほかの種との混在があったようである。

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■英名:Common European scorpion
■学名:Buthus occitanus
■生活環境:温帯の乾燥地帯の地表
■分類:サソリ目キョクトウサソリ科
■大きさ:体長6~8cm
■分布:ヨーロッパ南西部からアフリカ北部
■毒性:あり
■攻撃方法:刺す、挟む
■日本での入手可能性:日本では輸入、飼育、販売、移動禁止
■およその寿命:不明
■食性:昆虫、節足動物
■飼育する場合の餌:ー
■活動する時間帯:夜行性

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