【刺されたら2時間で人命をも奪う猛毒サソリ】ファットテール・スコーピオン


アフリカ北部(アルジェリア、リビア、モーリタニア、スーダン、チュニジア、エジプト、チャド)および南・西アジア(インド、イエメン、サウジアラビア、パキスタン、イスラエル)に分布している体長10㎝程度のサソリで、尾部が太くなっているのが特徴。
ペットとして流通しているサソリの中では、最強の毒をもつといわれ、毎年、本種に刺されたことによる死亡例が報告されている。
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 危険なサソリにもかかわらず、国外ではマニアの間で飼育されている。刺されてから2時間以内に死に至る猛毒は、アメリカにおいてはまだ血清がなく、無用なハンドリングは避けるようにと呼びかけている。
 砂漠や砂丘などの乾燥した地域に生息しているが、人間の居住地域にも生息しており、石の下やサボテンの生け垣、レンガ作りの壁の隙間などでも発見されている。

■英名:Fattail:Scorpion
■学名:Androctonus:australis
■分類:サソリ目キョクトウサソリ科
■大きさ:体長約10cm
■分布:アフリカ北部、南・西アジア
■生活環境:乾燥地帯の地表
■毒性:猛毒
■攻撃方法:刺す、挟む
■日本での入手可能性:日本では輸入、飼育、販売、移動禁止
■およその寿命:不明
■食性:昆虫、節足動物、小型脊椎動物
■飼育する場合の餌:-
■活動する時間帯:夜行性

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