【スケスケです】チリアン・レザーバック・スコーピオン


南アメリカのチリ中部からサンティアゴの温帯域に分布する体長6〜10㎝ほどのサソリである。おもに石や倒木などの下に、深い穴を掘り、単独で生活している。

チリの太平洋沿岸地域に生息するBothriurus属のサソリは多く、チリアン・レッドディップ・ドスコーピオン(Bothriurus keyserlingi)を含め、かつてはひとつの種とされていたが、研究の結果、各分布域によりそれぞれが独立種となった。

日本ではまだ希な存在であるが、国外での飼育例は多く、20㎝水槽やプラケースなどの大きさで十分飼育できる。
床材は深めにセットし、温度を20〜25度程度を維持する。浅い皿に水を入れたものや、スポンジに水を含ませたものをセットし、湿度を60〜70%に保持するようにする。基本的には単独飼育である。
食物は餌用コオロギゴキブリを与え、野外で捕獲したバッタなどは寄生虫がいる可能性もあるため、餌用の昆虫を使用した方がよい。

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■英名:Chilean Leather back Scorpion
■学名:Bothriurus coriaceus
■分類:サソリ目ボスリウリス科
■分布:南アメリカ(チリ)
■生活環境:やや湿度の高い地域
■大きさ:体長6〜10cm
■毒性:あり
■攻撃方法:刺す、挟む
■日本での入手可能性:多くはないが、ペットショップや専門店で入手可能
■およその寿命:不明
■食性:昆虫、節足動物
■飼育する場合の餌:コオロギゴキブリ
■活動する時間帯:夜行性

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