【イエローやブルーといった鮮やかなオオムカデ】タンザニア・イエローレッグ・センチピード


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アフリカ各地に広く分布し、アルジェリア、アンゴラ、コンゴ、コンゴ民主共和国、エチオピア、マラウイ、南アフリカ共和国、スーダン、タンザニアなどから知られている。しかし、アフリカだけではなく、中東地域やオセアニアにも生息している。日本にはおもにタンザニアからの輸入のため、種名にはタンザニアとなっている。
 全長12〜15㎝とそこそこの大きさがあるが、ずんぐりむっくりしていて、逆に大きさ以上の重量感が感じられる。種名ではイエローレッグだが、国外ではブルーリングとよばれることが多く、体色にいくつかのタイプがある。サバンナや低木のある乾燥地帯の地表に生息し、昆虫やネズミなどを補食する。
 飼育環境は、30㎝以上の水槽やプラケースに、10㎝程度の深さに床材となるバーミキュライトに腐葉土を少し混ぜたものをセットする

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卵を保護する雌

■英名:Tanzanian giant yellowleg centipede
■学名:Ethmostigmus trigonopodus
■分類:オオムカデ目オオムカデ科 大きさ 全長12〜15cm
■分布:アフリカ、中東、オセアニア
■生活環境:半乾燥地帯から熱帯地域
■毒性:蛋白分解酵素、ヒスタミン、セロトニン酵素など
■攻撃方法:刺す、咬む
■日本での入手可能性:多くはないが専門店で入手可能
■およその寿命 不明
■食性:節足動物、昆虫、小型脊椎動物など
■飼育する場合の餌:コオロギ、ゴキブリ、ファジーマウスなど
■活動する時間帯:夜行性

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