【暗闇で浮かびあがるスケルトン模様】スケルトン・タランチュラ


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脚部が黒いベースに白いすじが入ることから、まるで骨格のように見えるためにスケルトンの名がある。
ブラジルなどの熱帯林の地中に自ら掘った穴や、他の動物の穴、樹上の洞などトンネル状の巣穴で生活している。
性格は凶暴な種として広く知られているが、よく観察すると決して凶暴ではない。
何かの物音に反応して威嚇ポーズをよくとる。個体によるが、凶暴というよりは、臆病なのかもしれない。

 また、素早く行動するため、飼育ケースを開けるときには、十分な注意が必要だ。
日本ではいつでも見られる種ではないが、古くから人気のある種のため、よく輸入されている。
 飼育環境は、穴を掘る習性のため、なるべく深めに床材を入れるようにするとよい。
また、飼育環境の温度は27度程度の高温が必要で、湿度も高すぎないような湿気が必要である。

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脚の白いすじが骨のように見える

■学名:Ephebopus murinus
■分類:クモ目オオツチグモ科
■生活環境:熱帯地域の地表
■大きさ:体長5〜7cm(レッグスパン11〜15cm)
■分布:南アメリカ(スリナム、ガイアナ、ブラジル北部など)
■毒性:あり
■攻撃方法:咬みつく
■日本での入手可能性:多くはないが、ペットショップや専門店で入手可能
■おおよその寿命:不明
■食性:昆虫、節足動物類
■飼育する場合の餌:コオロギ、ゴキブリ
■活動する時間帯:夜行性

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