フラッグスタッフ・オレンジ・タランチュラ


フラッグスタッフ・オレンジ・タランチュラ

存在感たっぷりのオレンジなやつ

アメリカ合衆国のアリゾナ州フラッグスタッフ地域に分布する大型のタランチュラである。
アリゾナ州で知られているペイソン・ブロンドやニュー・リバー・ラストランプによく似ているが、これら3種は、学名がまだ定められていない。生息地や形態的なものからAphonopelma属に分類されているだけである。
フラッグスタッフ・オレンジ・タランチュラ2

 生態はアリゾナ州に生息するAphonopelma属と同様で、比較的乾燥した地域に生息し、日中は地中の穴に潜み、暗くなると地表でコオロギやバッタ、ケラなどの昆虫を捕食する。
 アメリカでは人気の飼育種で、多くが飼われているが、国外ではまだ希で、マニアの中では注目を集めている。飼育環境は、成体では45㎝以上の水槽が必要で、床材にはピートモスと赤玉土や砂などを配合したものを使用する。石などをセットし、その下にくぼみを作って、巣にするとよい。

■学名:Aphonopelma sp
■分類:クモ目オオツチグモ科 分布 北アメリカ(アリゾナ州)
■生活環境:温帯から亜熱帯地域の地中・地表
■大きさ:体長約12cm
■毒性:あり
■攻撃方法:咬みつく、毛を飛ばす
■日本での入手可能性:多くはないが、ペットショップや専門店で入手可能
■およその寿命:不明
■食性:昆虫、節足動物
■飼育する場合の餌:コオロギ、ゴキブリ
■活動する時間帯:夜行性

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